地元の漁協の組合員であるので、今年から鰻漁を始めてみる事にしました。
子供のころは親父と良く行きましたが最近は全く行っていません。
年をとった親父が最近鰻を釣りに行こうと誘うので、これも親孝行と思い始めました。
最初は外道ばかりです。ナマズ、鯉、ニゴイ、スモールマウスバス、すっぽん、カマツカ
オイカワとなんでも釣れます。なかなか本命は釣れませんでしたが、ついに丑の日前日
やっと釣れました。70cmあります。
久しぶりの天然ウナギ、子供の時以来で初めても同然です。
さばき、炭火で焼き、蒸す、そして更にたれをつけ焼きました。
かなり縮みましたが、肉厚でした。
せっかくなので国産の養殖鰻と食べ比べました。
養殖のやわらかい煮たような食感と比べ、天然は魚を実感させる歯ごたえがあります。ワイルド。
味は天然のほうが癖があると思いきや、癖がなく、皮の味が最高でこんなんに違うものかとびっくりしました。もちろん肉の味が違います。普段食べるおいしい鰻屋のものとも全く違います。
長野での生活では野菜、果物をはじめ色んなおいしいものがたべられますが、我が家の天然ベスト3は
松茸をはじめとする天然のキノコ
私が釣ってくる天然アユ
そして天然ウナギとなりました。
どれもあまり出回らない貴重なものです。
こんなおいしい物を食べている子供たちは将来東京の料亭で食事しても平気でまずいと言いそうです。